アビダルブログ

ジャンルを問わず、シェアしたいものを投稿していきます。

P、Hを使わなければ、「確率」はもっとシンプルになる。

PHが要らない理由(=C!だけでいい理由)

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まず、C

C=「異なるn個から異なるr個を選ぶ




例えば、5人から2人選ぶ

→  5C2





次に、!

=「一列に並べる




例えば、6人を一列に並べる

→  6!





そして、、、P


P・・・「異なるn個から異なるr個を選ん1列に並べる



つまり、Cと!をひとつの作業にしたのが「P」 


だから、Pを使わなくても、Cと!が使えればok.



P=C×!




著作権違反について


著作物とは
思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」(2条1項1号)」著作権法より


一般の著作物
 ⚫︎言語…講演、論文、レポート、など
⚫︎音楽…楽曲、歌詞、など
⚫︎振り付け…舞踏の振り付け、
⚫︎美術…絵画、彫刻、書道、漫画
⚫︎建築…芸術的建築物
⚫︎図形…地図、設計図、
⚫︎映画…フィルム、磁気テープ、CD、DVD
⚫︎写真…写真など
⚫︎プログラム…コンピューター・プログラム

二次的著作物
翻訳、編曲、変形、脚色、映画化、要約

(『著作権の考え方』岡本薫著)

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◉著作者の権利(財産権について)
❶複製権
無断でコピーされない権利

❷無断で「公衆に伝達」されない権利

❸二次著作物に関する権利



「公衆」とは
不特定多数」と「特定多数の人々」とされている。
多数は、法律の規定はないが、「50人を超えたら明らかに公衆」

(『著作権の考え方』岡本薫著)




⒈テレビ番組、ラジオ番組などを無断でアップロードする。




不特定多数に公開。❶.❷の「自動公衆送信」.場合によっては❸も



「権利は独立で、重畳的」なので

著作権者全員から訴えられる可能性がある。




著作権法が厳罰化された。


映画等をそのままアップロードする(所謂、海賊版)動画は、2018.12.30をもって厳罰化された。



ーー以下、文化庁を引用ーーーーーーー 

環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律(平成28年法律第108号)及び環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律の一部を改正する法律(平成30年法律第70号)について

(2)著作権等侵害罪の一部非親告罪化(第123条第2項及び第3項関係)

著作権等侵害罪のうち,以下の全ての要件に該当する場合に限り,非親告罪とし,著作権等の告訴がなくとも公訴を提起することができることとしています。
[1]侵害者が,侵害行為の対価として財産上の利益を得る目的又は有償著作物等(権利者が有償で公衆に提供・提示している著作物等)の販売等により権利者の得ることが見込まれる利益を害する目的を有していること
[2]有償著作物等を「原作のまま」公衆譲渡若しくは公衆送信する侵害行為又はこれらの行為のために有償著作物等を複製する侵害行為であること
[3]有償著作物等の提供又は提示により権利者の得ることが見込まれる「利益が不当に害されることとなる場合」であること


販売中の漫画や小説の海賊版を販売する行為や,映画の海賊版をネット配信する行為等については,非親告罪となるものと考えられます。



(4)配信音源の二次使用に対する使用料請求権の付与(第95条第1項関係)

改正前の著作権法においては,商業用レコード(市販の目的をもって製作されるレコードの複製物)を用いて放送や有線放送が行われた場合,実演家及びレコード製作者は放送事業者等に対し二次使用料請求権を有することとしており,CD等の商業用レコードを介さずインターネット等から直接配信される音源(いわゆる「配信音源」)を用いて放送や有線放送が行われた場合においては,二次使用料請求権は発生しませんでしたが,今回の改正により,実演家及びレコード製作者に対し,配信音源の二次使用について,商業用レコードと同様に二次使用料請求権を付与することとしています。



(一部、読みやすく改変。
原文↓





2.「踊ってみた」動画



①音楽を無断で使っている。

②許可なく振り付けを真似している。


①.②の両方もしくはどちらかの場合が考えられる。
両者とも❶❷❸に該当する。


振り付け」も著作権として認められる。


(例外あり。「Shall we ダンス?」事件
平成24.2.28判決など)



◉「恋」ダンスの場合


"8月末日をもちまして、著作権法に基づく動画削除の手続きを行わさせて頂きます。

弊社からの削除手続きが始まる前に、可能な限りお客様ご自身で"恋ダンス"動画の公開中止・削除の作業を行っていただきますよう、お願いいたします。"

と発表した。



モンサント社とは何者か


1901年設立

多国籍バイオ化学メーカー。


あのベトナム戦争枯葉剤を作った会社


人体への悪影響を与える商品をつくることで
訴訟を度々受けている。


種子法の廃止によって、そんな会社の傘下、日本モンサントを通して、モンサントの商品が日本でも使われる可能性があるのだ!





◉ラウンド・アップ

ラウンド・アップとはモンサントの代表的な商品のこと。枯葉剤である。除草剤として使われる。

最近(2019115日)フランスがラウンド・アップの販売を禁止した。

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ラウンド・アップの嘘

「生分解性」と、謳われたラウンド・アップは1996年ニューヨーク、2007年にフランスで「生分解性の表示は不当」の判決が出ている。



  • ガンを引き起こす


ことがわかっているが、研究結果は隠された。




アニストン

ポリ塩化ビフェニル(PCB)が川から流れて
町全体が荒廃。生活ができない状況に。


PCBは世界中を汚染した、といわれる。

PCBはガンを引き起こし、子の知能を下げ、
甲状腺機能を下げる。



モンサントの遺伝子組換作物(GMO)

モンサントGMOが安全かどうか決めるFDAに、賄賂をおくり、「安全」として販売された。





GMOの危険性


Bt毒素(虫の腸に穴を開ける)が含まれている。

人にも影響があるといわれており、リッキーガット症候群(腸壁の結合がゆるみ、未消化を引き起こしたり、有害物質を取り込みやすくし、アレルギー、自己免疫性疾患、糖尿病、自閉症を引き起こす。)が起きるといわれている。


⚫︎AAEM

"深刻な健康への脅威に至る"




⚫︎グエルフ大学、ロシア医科学アカデミー栄養学研究所
"Btコーンを与えたブタの80%が妊娠しないか、擬似妊娠で、Btコーンを与えないと治る。"



⚫︎カーン大学
"GMOトウモロコシを食べ続けたマウスは

2年間で5080%ガン"







GMOを食べなくても、、、




⚫︎GMOを避けてきた妊婦の尿や母乳からグリホサート(モンサントの商品)が検出


グリホサート
人間の腸内の善玉菌を殺す



⚫︎インフルエンザやB型肝炎などのワクチン全てからグリホサートが検出
(ワクチンはブタの、へそのをのゼラチンから作られ、そのブタの食料がGMOトウモロコシ)


⚫︎カリフォルニア大学
"実験参加者93%からグリホサートが検出された。"




◉世界の動き



⚫︎仏・独・伊はラウンドアップ・グリホサートを3年以内に禁止


⚫︎ロシアはGMO輸入禁止



⚫︎欧・カナダはrBGHを禁止


rBGHはウシ成長ホルモンでモンサント
Posilac(ポジラック)として販売。

rBGHを与えたウシの牛乳には
が混じる。



以下、農業協同組合(JA)新聞より

 "rBST(商品名はポジラック)を開発・販売したM社は、農水省勤務当時の筆者を訪ね、日本での認可の可能性について議論した。とにかく何から何までいいことしか言わない。筆者は、「そんないいことばかり言っていたら、誰も信用しませんよ」と回答したのを覚えている。そして、かりに日本の酪農家に売っても消費者が拒否反応を示す可能性を話した。結局、M社は日本での認可申請を見送った。
 ところが、認可もされていない日本で、米国のrBST使用乳製品は港を素通りして、消費者は知らずにそれを食べている。所管官庁と考えられる省は双方とも「管轄ではない(所管は先方だ)」と言っていた。"

 



日本では、GMO0%の場合しか「GMOでない」と表示できない。


飼料、輸送、流通段階での混入は認められない。

そんな商品は不可能に近い。
EUでも0.9%まで認めている。)



つまり、GMO表示がなくなる。




冒頭に戻って、

こんな危険な商品が、種子法廃止により
出回る可能性があるのだ。

《民営化》なんでもかんでも民営化するもんじゃない

何を民営化するのか。

ひとつの答えを示唆してくれるのが
『法と経済』(スティーブン・シャベル)
である。
以下、本書の内容の一部を引用する。




◉公営化の条件


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◉民営による不利益とは


  • サービスが供給できなくなる可能性
  • 不払い者を排除するための費用
  • 使用料がかかり、使用しにくい




◉公営による不利益とは


  • 維持費 ・設置費
  • 供給過程の諸問題




◉道路を民営化したら、、、


  • 通行料がかかる
  • ( 料金所設置費削減のため)料金所減少で不便になる。
  • 不払い者を排除しにくい
  • 使用しにくい



◉歴史にみる民営・公営


ドイツ・フランスとイギリスの河川を比較

      独・仏

         

 領主ごとに分裂

        統一

 高い河川通行料

河川は公的所有



15世紀末、セーヌ川を下って売られた穀物の最終的な値段の半分は河川通行料だったといわれる。


イギリスが経済大国として成長した要因の一つ




◉では、水道の民営化は?



 完全民営化した場合(現段階では完全民営化ではない)

  • サービスの質の低下
  • 水道代上昇
        にもかかわらず、使わない選択肢がない
  • 不払い者を排除しにくい

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《種子法廃止の問題》アメリカ企業に乗っ取られる日本


2017年2月10日種子法が廃止された。
3月23日には種子法廃止が成立。
そして4月1日に公布された。


もともと種子法は
米、麦、大豆、等、主要な穀物の種子を種子法で優良なものが安定して供給できるように制定された法律。


「米の消費が落ち込んで生産が過剰になった現在ではこの法律の役割は終わった。」

「国家戦略として農業の分野でも民間の活力を最大限活用しなければならない現代、民間による優秀な趣旨の利用を手法が妨げているので廃止する。」

この2つの言い分で廃止された。

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◉問題点



この種子法廃止には問題点がある。



①これまで税金を使って研究してきた知見を国内民間企業はおろか外資にまで公開すること


②日本の農作物の競争力低下を招くこと


③既に平成11年の種子法の改正で「みつひかり」「とねのめぐみ」など民間の品種もいくつかの県では優良な奨励品種に決定され、民間の種子の利用を妨げていることにはならない。
(「タネはどうなる?」山田正彦著)



農家が種を作り続けるのは困難


1903年 品種改良制度ができた
始めは分離育種法、のちに交配育種法になった。
1921年 最初の稲「陸羽132号」
1931年「農林1号
1956年「コシヒカリ

つまり、品種改良には最低10年かかる。



農家が品種改良を行うことは困難。



また、米の自家採種を続けると、品質は少しずつ劣化していく。


国が育種し、農家に供給
1952年主要農作物種子法(種子法)


長年かけて作り上げてきた種子の知見を
民間企業に提供し、外資企業にも提供する。


農家が外資企業からタネを購入しなければならない!!!


しかもそのタネは遺伝子組換(GMO)!



背景にアメリ



現在、民営化が進んでいる背景となったTPPの影響が種子法廃止にも及んでいると言う。



TPPでは、原則として税金でまかなわれてきた公共サービスはすべて民営化し、多国籍企業に任せる。


2016年2月4日にはTPP協定日米並行協議と題して、「TPP実現のために、米国の投資家、多国籍企業の要望を聞いて、そのために必要な措置を取る」と謳われた。



結果は見えている



「日本モンサント」は民間企業の1つであるが、アメリカの「モンサント社」の傘下である。


これまでに、アメリカの影響を受けて、自由貿易に移行し、モンサントやデュポンの種を使用した国がある。


例えば、メキシコでは、NAFTAで育種登録、応用の特許をもつ、モンサントやデュポンからとうもろこしの種子を買わなければならなくなった。→のち、法改正

また、フィリピンでは、ロックフェラーとフォードによって、化学肥料によく反応するIR8を栽培することで、米の収量が増えると宣伝された。
実際には、IR8は白葉枯病に耐性がなく、米の収量が20〜50%減った。



日本の米も病気になるリスクはもちろんあり、これまでは多様な品種が冷害や病害虫からの危機を回避する手段だったが、

外資系企業にとっては、種は1種類の方が販売として効率が良く、品種の単一化は免れず、リスクは今までより格段に上がる



また、米の値段も上がる
例えば、三井化学アグロの「みつひかり」
日本モンサントの「とねのめぐみ」は、
GMOであり、価格は約10倍




さらに、GMOのリスクがある

人間の身体に有害だと考えられている



これについては「モンサント社」の説明のときに説明。↓


このように、問題をたくさん抱えている種子法廃止は、既に成立してしまっている。



これに対して新潟、兵庫、埼玉では
条例で対抗している。

スマホで朝生!を見て、思ったこと

堀江貴文と豊田議員が議論していた、

「国会」の話を取り上げます。


どうも噛み合っていなかった。


原因は何か?


それは

❶堀江さんの二義的発言、と


❷よくわからない意見


❸議員という立場上、「国会で有意義なことをしている」と言いたい豊田議員と小西議員


❹全く理解していない田原さん




まず、堀江さんの発言は、


議員を廃止」というから、完全に国会を廃止するのかと思いきや、「いつもはいらない」とか「最後の2割を、残す」と言う。

セレモニーとしての「国会」をなくして、核の部分の「国会」を残す。という意見だった。


つまり

スマホによる直接民主主義に近いやり方で

最後の決定は国会で行う。セレモニーとしての「国会」を廃止した方がいい。

という意味の「国会は不要」だった。




小西議員、豊田議員は、


国会は不要」を認めれば、「自分で自分はいらない」というようなことで、認められない。


そして、国会の必要性を主張したかった。





ここで、一連の流れを見てみる。



ホ、「議員廃止したほうがいい」❶

       「国会っていらなくないすか?」

        「国会ってセレモニーじゃないすか」



豊、「委員会ではインテンシブな議論がされ      ている。国会議員は国民の代表者。」❸



小、「いざというときに最後の決め事をするのが国会」❸



ホ、「じゃあ、いつもは要らないんじゃないですか?」❶

「最後だけ残せばいい」❶



小「政治は信念と情念」❸



ホ、「信念と情念だと思ってやるのは邪魔なんですよ」



ホ、「何万の意見はビッグデータでAIが解析した方が早い。」

 


豊、「直接聞きに来てくれることを望む人が沢山いる」❸



ホ、「思い込んでるだけ。」「今までと同じことをやるのは楽」



豊、「ビッグデータに意見が入っていない人は?」(お母さんが精神疾患で、、、はこういいたかった?)❸



ホ、「行かなくてもわかるでしょ。」❷


この意見は非論理的な意見だと思う。

なぜなら、国民の意見は聞かなくても想像で分かる。と言っているのと同じだからだ。

それなら、そもそも意見を集める必要がない。

→「有権者全員がスマホで意見を言えばいい」と、言っておけばよかった。(スマホを持っていない人には国が与えて)




落、「国会の議論をAIが短くまとめればいい。」



田原、「ニュースがやってる」



落、「ニュースは恣意的。」



ホ、「マスメディアはそれぞれ意見が違う」



田原、「それがおもしろい」❹

全く話を理解していない田原さん。





今回、まとめてみて思ったのは

こんなに意見が噛み合っていないときAIはどのようにまとめ、また、本当にまとめ

られるのか?ということ。



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あと、因みに

田原さんは、よく「指をさす」。

「指をさす」と不快な気持ちにさせることもあるが、「指をさしている」人が、議論の

舵取りをしやすい、という心理効果もある。






猿人はなぜ、アフリカで出現したのか?に対する一応の説明と謎

イーストサイドストーリー」説の説明


猿人出現のメカニズム

【 乾燥化・CO2濃度低下】
               ↓     
               ↓     ①
               ↓
        【草原】
               ↓
               ↓     
               ↓
 【草食動物が集まってくる。】
               ↓
               ↓     ②
               ↓
     【猿人の出現】



①乾燥化・CO2濃度の低下によって、
    森→草原になる理由

乾燥に耐えらない森が衰退し、
乾燥に強く、CO2濃度が低くても生きていける植物(C4植物)が生えてくるから。

◉C4植物
CO2濃縮のためのc4経路と呼ばれる回路を持つ。→つまり、CO2吸収効率が良い
→乾燥地帯での光合成の効率が良い




②草食動物が集まり、猿人が出現

前述の通り、森が草原になったことで、(もちろん全部ではない)今まで、木の実を食べていたサルが「食」を変える必要が出てきた。

目の前には動物がいる。

サルは木から降り、何か武器を使い(枝や石)食糧とした、と考えられる。

手に何か持つことが同時に直立二足歩行を促した。



そもそも、なぜ乾燥化やCO2濃度低下がおきたのか?

名古屋大学地球水循環研究センターの安成哲三さんによると、

  1. ヒマラヤが上昇したから。
  2. アフリカ大地溝帯が形成したから。



◉メカニズム
【ヒマラヤ上昇】
            ↓   ①
            ↓
  1. 北アフリカの乾燥化
  2. CO2濃度低下


            ↓   ②
            ↓
        乾燥化


この要素が、揃っていたのは
アフリカしかなかった。


ヒマラヤ山脈が現在の60%の高度になったとき、モンスーンの強化と北アフリカなどの乾燥化が発生する(Abe et al.,2005)ことと
700万〜1000万年前頃に、北アフリカが、乾燥化した (21)ことから、1000万年前頃にヒマラヤ山脈が現在の60%の高度になっていたと考えられている。



①のメカニズム

ヒマラヤ山脈で河川、雨、モンスーンの影響で風化侵食が進む。
                   ↓
岩石の主成分、ケイ酸塩がCO2を取り込む
                   ↓
         CO2濃度低下
                   ↓
             (寒冷化)



②のメカニズム

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アフリカ大地溝帯が偏東風を遮る
                  ↓
西が乾燥



つまり
アフリカは乾燥化・CO2濃度が低い条件がそろっていたサバンナだったから猿人が出現した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これが、一応の説明であるが、、、



実際に猿人が発見された場所を、照らし合わせると、完全には説明がつかないことも知っておきたい。

完璧な説明ではないが、DNA分析や分子時計など、アフリカが起源である、という説は強いことも事実である。

事実、ミトコンドリアY染色体がほぼ一致して、アフリカ起源を証明している。

ただ、
例えば、アウストラロピテクス(ルーシー)は
◉東アフリカで発見されているし、


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wikiより


南アフリカでも見つかっている。
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もちろん、サヘラントロプス・チャデンシスは説明通りに近いので、嘘だとも言えない。

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wikiより


◉移動したと説明するのが一番自然なのかもしれない。

世界の離婚率ー40年間で2倍ー

カリフォルニア大学アーバイン校の社会学者、Cheng-Tong Lir Wang氏とEvan Schofer氏は、世界84カ国での約40年間の離婚データ(1970 - 2008年)を分析しました。彼らは時代による離婚率の変化と場所によって異なる離婚率を調べました。彼らの報告書、「Coming out of the penumbras: World culture and cross-national variation in divorce rates」は、「Social Forces」の201812月号に掲載されました。f:id:abidal:20190205083201j:plain


心理学者が誰かの夫婦が離婚しそうかどうかを理解するために使用するアプローチは、教育、雇用、収入、結婚年齢など、個人の人生経験と選択を調べることです。社会学者のWangSchoferは、国の経済発展のレベルや労働者に占める女性の割合など、離婚率に関連すると思われる社会的要因に関心を持っていました。二人はまた、人権や男女平等への信念など、世界の規範や価値観についてや、またそれが離婚率と何か関係があるかどうかについて研究したいと考えていました。


彼らの離婚率の基準は、1,000人の既婚者ごとの合法的に登録された離婚の数でした。彼らは、夫婦あたりの離婚数(個人ではなく)など、他の方法に興味を持っていましたが、より多くの国が彼らが使用した方法に関連するデータを持っていました。 (研究者たちはたいてい重要な別の問題に取り組まなかった:結婚した人の何割合が離婚してしまうだろうか?という問いである。)




世界的な離婚率の伸び


世界全体では、1970年から2008年までの40年間で、離婚率は倍増し、結婚した1000人当たりの2.6人から5.5人になりました。それらの結果は彼らが研究した世界のすべての地域の平均値です。




◉世界の地域によって異なる離婚率


年間および全地域の平均離婚率は、既婚者1000人当たり4.08人でした。離婚率はスリランカで最低値0.45、ペルー0.46から、カザフスタンで最高値19.01、ロシア11.49キューバ11.03にそれぞれ及んだ。 84カ国のうち83カ国の離婚率はこの記事の最後にあります。米国は除外しました。「極端なはずれ値」だからです。米国から回答が得られれば追加します。)


スカンジナビア諸国を含む北ヨーロッパと西ヨーロッパの離婚率はすべてかなり高く、フランスでは4.03からデンマークでは6.22、イギリスでは6.55です。例外はアイルランドで、結婚した1,000人の人々ごとにわずか1.94の離婚率です。カナダ(5.25)、オーストラリア(5.61)、ニュージーランド6.29)も離婚率が高いです。


南ヨーロッパの離婚率はかなり低く、イタリアの0.93からスロベニア2.57までさまざまです。ラテンアメリカカリブ海諸国では、キューバ11.03)、プエルトリコ9.43)、ドミニカ共和国9.33)を除いて、ほとんどが低値です。


東アジアと太平洋諸国もまた低水準で、離婚率は中国の1.13から香港の3.97までの範囲です。


中東および北アフリカ諸国では、離婚率はイランとシリアの1.801.98からエジプトとクウェート4.274.68の範囲です。


東ヨーロッパと中央アジアの国々の率はかなり変わりやすいです。





◉離婚率の高い国は何が違うのか



離婚率の高い国々はより高いレベルの経済発展を遂げています。離婚率を一番推測できるもののひとつに、国の国民総所得(一人当たり)があります。より裕福な国では(国民総所得で測定)、より多くの人々が離婚します。



女性(15歳以上)が労働者に占める割合が高い国ほど離婚率が高い。



離婚率の高い国々の人々はより高度な教育を受けています。中等教育に登録されている人の数が多い国ほど離婚率が高くなります。



離婚率の高い国々ではカトリック教徒の割合が低いです。それに比例してカトリック教徒が多い国ほど離婚率が低くなります。ムスリムの割合が高い国ほど離婚率が低いですが、結果は必ずしも統計的に有意とは限りません。



離婚率の高い国々は国際的な組織や条約の一員である可能性が高いです。著者らは、各国が国際的な非政府組織や条約に署名する際には、個人の権利、同意の重要性、自分自身の運命を選択する自由など、世界的な規範やアイデアの影響を受けやすいと考えています。その一例が、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(CEDAW)です。 CEDAWの批准は、その国の「個人主義と男女平等の文化的原則へのコミットメント」の表れであると考えています。国際的な非政府組織の加盟率が高い国や条約は、離婚率が高くなっています。




なぜ離婚の話はラブストーリーになることがあるのか?


離婚は、大人だけでなく、子供にとっても壊滅的な経験になる可能性があります。しかし、結婚生活を送るという選択のほうがひどいときは、生きる力を与え、時には命を救う選択にもなり得ます。


一部、結婚は虐待的であり、大人と子供の感情的および肉体的幸福、そしてさらには生存に危険をもたらします。特に結婚や虐待的な配偶者からの脅威以外の不確実な生活に直面して、そのような結婚を続けることは、あなた自身とあなたの子供(いる場合)のための愛の行為である可能性があります。


人々が悪い状況から離れるに相応しいほど自分自身を愛しているとき、離婚はラブストーリーになることができます。


人々は再びロマンチックな愛を見つけることができると信じるとき離婚はラブストーリーになることができます。


人々がすでに最大の、最も広い意味での愛を持っていることに人々が気づくとき、離婚はラブストーリーになることができます。おそらくその人は愛する友人と愛する家族を持っているでしょう。多分その人は愛のロマンチックな形がただひとつの形であり、それにむしろそれが狭いものであることを知っている。その人にとってとても重要な友人や家族は、前の配偶者よりもずっと長い間一緒にいたのかもしれません。


結婚生活以外で自分たちの生活が愛おしく思えるときに離婚はラブストーリーになることができます。たぶん他のどの人生よりも独身生活を愛しています。おそらくそういう人は特に一人暮らしが大好きです。


経済発展、労働力における女性の増加、および教育の拡大により、世界中でますます多くの人々が離婚する可能性があります。彼らには、結婚以外で自分たちを支えるためのスキル、知識、そして資源があります。人間は権利と選択を持ち、男性と女性は自分の運命を平等にマネジメントできると主張する規範や価値観が世界的に広まっているため、ますます多くの人々が離婚の選択肢を真剣に受け止めています。


このプロセスの次のステップは、まったく結婚せず、ますます多くの人々が選択肢を持つこと、そして選択肢を持つことを実感することです。ひとり暮らしが恥ずかしいものでなくなると、ひとり暮らしが好きな人はもっと簡単に一人暮らしすることを選ぶことができます。結婚したい人も有利になるでしょう。結婚したい人は自身を持って結婚を追求することができます。一人暮らしが現実的で尊敬され、有意義で充実したものとして認識されているとき、結婚したい人はすぐに結婚にたどり着くことはできません。そういう人は絶望しても危険でロマンチックな相手に飛び込むことはありません。


結婚したい人はより良い選択をするかもしれず、その結果離婚する可能性は低くなります。世界中の多くの国々でますます当たり前となってきている個人の権利、選択、自由、および個人的な価値観および慣行を手離さないで、人々(および子供がいる場合はその子供たち)は離婚のつらさを回避するようになるでしょう。



1970 - 2008年の83か国の離婚率


(既婚者1000人当たりの離婚数)


国・離婚率


地域


01カザフスタン19.01EE


02、ロシア、11.49EE


03キューバ11.03LA


04プエルトリコ9.43LA


05ドミニカ共和国9.33LA


06エストニア8.43EE


07ベラルーシ8.31EE


08ウクライナ8.02EE


09リトアニア7.64EE


10ラトビア7.13EE


11モルドバ6.81EE


12、イギリス、6.55WE


13チェコ共和国6.45EE


14ニュージーランド6.29OC


15デンマーク6.22NE


16スウェーデン6.02NE


17フィンランド5.62NE


18、オーストラリア、5.61OC


19、カナダ、5.25NA


20ハンガリー5.17EE


21、ドイツ、5.05WE


22アイスランド5.01NE


23クウェート4.68ME


24、スイス、4.57WE


25ノルウェー4.54NE


26、ベルギー、4.28WE


27、エジプト、4.27ME


28スロバキア共和国4.22EE


29オーストリア4.22WE


30、オランダ、4.07WE


31ウルグアイ4.07LA


32、フランス、4.03WE


33イスラエル4.03ME


34、香港、3.97EA


35コスタリカ3.97LA


36パラグアイ3.95LA


37、ジャマイカ3.79LA


38ベネズエラ3.60LA


39トリニダード・トバゴ3.58LA


40キルギス共和国3.52EE


41パナマ3.38LA


42ルクセンブルク3.36WE


43チュニジア3.10ME


44、ヨルダン、3.09ME


45ルーマニア3.07EE


46、日本、3.01EA


47インドネシア3.00EA


48、韓国、2.99EA


49エルサルバドル2.76LA


50南アフリカ2.69SSA


51ブルガリア2.60EE


52スロベニア2.57SE


53ポルトガル2.47SE


54ポーランド2.26EE


55マカオ2.16EA


56キプロス2.08EE


57、ネパール、1.99SA


58、シリア、1.98ME


59モーリシャス1.97SSA


60アイルランド1.94WE


61、モンゴル、1.87EA


62クロアチア1.83SE


63ニカラグア1.83LA


64アゼルバイジャン1.81EE


65、イラン、1.80ME


66アルバニア1.73SE


67、トルコ、1.66EE


68ホンジュラス1.55LA


69アルメニア1.54EE


70、スペイン、1.49SE


71、メキシコ、1.48LA


72、タイ、1.35EA


73ギリシャ1.31SE


74、ブラジル、1.27LA


75タジキスタン1.21EE


76、中国、1.13EA


77エクアドル1.09LA


78マケドニア.99SE


79、イタリア、.93SE


80グアテマラ.92LA


81、チリ、.91LA


82、ペルー、.46LA


83スリランカ.45SA


地域

EA Eastern Asia and Pacific

EE Eastern Europe and Central Asia

LA Latin America and Caribbean

ME Middle East and North Africa

NA North America

NE Northern Europe

OC Oceania

SA South Asia

SE Southern Europe

SSA Sub-Saharan Africa

WE Western Europe


https://www.psychologytoday.com/intl/blog/living-single/201902/divorce-rates-around-the-world-love-story

psychology todayから引用

和訳しました。